「おいくらネットサービス」に加盟してネット買い取りに意欲を見せる、ある質屋系ディスカウントショップの経営者は、こういう。「このネットにのってくるお客さんは、単に高く売りたいという、値段だけを問題にしているわけじゃないんです。自分のところまで出張買い取りにきてくれるかとか、いつの日にちだったら都合がいいとか、そういうところで利用している人が多いんですね。ま、ウチは目いっぱいの値段を出しているけど、それでもセリ市場なんかで買うのと違って、このネット買い取りはうま味があります。これからも、できるだけつづけていきたいですね」また、インターネットの利用を徐々に増やしているという別の経営者は、こんなふうに語る。「ウチは買い取りも、販売もやっています。一応こちらからネットに商品をのせて、売買をやっているんだけど、やはり買い取りが多いです。お客さんのほうで買ってくれるっていうのは、まだまだ少ない。だから、仕入れ全体から見ても、ネットでの買い取りが増えているのは確かですね」いずれにしても、ネットオークションの場合は、店頭で直接買い取るのと違って、さまざまな手違いや問題も起きやすい。取り引きの件数が増えるほど、間違いや問題も、当然ながら増加してくるものと思われる。そうしたときに、いかに迅速に対処して客離れを引き起こさないようにするかが、ショップには要求されてくる。