結婚式場の扉が開く、その直前に、この詩をお父さんに読んでもらったそうです。その瞬間、お父さんは、どれほど大きなプレゼントをもらったことでしょう。バージンロードは、今までの人生を振り返ることができる、大切な道です。人は誰でも生まれたときに、お母さんのお腹の中の産道を通ります。世の中に迎えてもらうために通らなくてはならない道。このときは、お母さんが産道を通る力をくれます。そして、結婚して、親から独立するときにはバージンロードを通ります。このときは、お父さんが、通る力をくれるのです。挙式というのは、それぐらい大切な儀式だと、私は思います。結婚式場の天王洲店は、バージンロードの長官が、約10メートルあります。その長いバージンロードを歩く間に、お父さんはこれまで育ててこられたお嬢さんへの思いを込め、お嬢さんは、育ててくれたご両親への思いを込める。その思いの共感、深さは、10メートルでも収まらないかもしれません。それぐらい、バージンロードは、長いように見えて、実はあっという間なんてすね。うちのスタッフは、日頃、新郎新婦様や、そのご家族と親しく会話しています。そのスタッフの話によれば、式の介添えをしていて、いちばん切ないのは、お父さんと話をするときだとか。お嬢さんのウエディングドレス姿を見て、「いつのまにあんなにきれいになって」とポツリとつぶやくことがあるそうです。そんなお父さんの深く熱い思いに、お嬢さんとして全力で応え、恩返しできるのが、バージンロードではないでしょうか。